
HANA インタビュー 第1弾
CHIKA、NAOKO、YURI、MOMOKA
アニメ『メダリスト』第2期のオープニング主題歌を担当することが決まったときのお気持ちを教えてください。
すっごく嬉しかったよね。
私たち、アニメがめっちゃ好きなんです。
夢のひとつでした。私も好きなアニメのオープニングとかエンディングは絶対にチェックしていたし、自分で歌えるようになるくらい聴き込んで、本当に作品と一緒に愛してきました。だから、いつかは自分が歌う立場になりたいっていう気持ちは本当に強かったです。
アニメの最初と最後に流れる曲でもあるけど、作品によってはすごくいいシーンでアコースティックバージョンとかが流れてきたりするのも大好きなので、アニメで私たちの曲を流してもらえるのは本当に嬉しくて、すごくやりたかったことのひとつです。
第2期オープニング主題歌「Cold Night」には『メダリスト』の世界観とリンクしたフレーズが散りばめられていますが、印象に残っているところや歌う際に意識したことなどはありますか?
私はフェイクで「I don’t care」って歌うところがあるんですけど、そこは本当にジャンプを回った瞬間、回れた瞬間っていうのをイメージして歌いました。
初っ端にもあるフレーズですけど、私はみんなで「I don’t believe in myself」って歌うところです。すごく楽しいし、好きです。レコーディングしているときも、めっちゃ楽しかったです。
曲の流れが、スケートの演技のように感じました。フェイクみたいにトリプルアクセル系の派手な部分もあれば、細かく音を取ってステップしているような部分もあったりして。自分はラップのパートがあったので、テンポがちょっと変わってステップしている楽しそうな感じとか、中盤では落ち着いたシリアスな雰囲気とか、そういう流れで滑っていることをイメージしながらレコーディングしました。
私は自分のパートでは、独り言を言っている感じで歌うというのを意識していました。「mirrorの私に言うの」では、『No No Girls』のときにちゃんみなさんから「鏡を見なさい」って言われていたのとリンクするなと思ったし、前の私とすごく似ている歌詞をいただいたので、昔のことを思い出しながら独り言を意識して歌いました。
「Cold Night」はHANAとして2026年最初の曲となりますが、新曲がリリースされる日はいつもどういう気持ちで迎えていますか?
私はいつも配信日の午前0時になる瞬間に聴きます。
私も結構すぐチェックします。
最初は完成前のデモ段階の音を聴いてハマるんです。まだ世に出ていない曲を、ずっと聴いちゃう。そのあと、世に出た午前0時の瞬間にまた永遠にループしちゃう。自分たちの曲に2回ハマれるという、ただのファンです(笑)。
私は必ずお兄ちゃんから連絡が来ます。曲が出るたびに「新曲いいやん」って連絡が来て、そこで「あ、出たんだ」って気づいて聴くこともあります。
新曲はやっぱり新鮮な気持ちになります。デモ段階の曲を聴いているはずなのに、リリースされたあとの曲はちょっと違った風に聴こえるというか。やっぱり自分たちの曲はいいなって、すごく客観的に聴けている感じがします。デモのときは、自分のパートがちゃんと間違えずに歌えているかなって、気にしながら聴くからそうなるのかなと。だからリリース後は、本当に新曲なんだという実感や、新鮮さを感じられるんだと思います。
私もリリースされるとループして聴きます。そして、ジャケット写真とリリックを一緒に見て、もうめちゃめちゃ声を聴きます。レコーディングのときに、いろんな感情を乗せて歌ったから、どんな風に聴こえるかなっていうのを、ちゃんとイヤホンで聴いて、ループして。あと「こういう感情で歌ったな」みたいなことも思い出します。そういう確認作業みたいな感じです。
今回は皆さんにとって初めてのアニメタイアップということですが、HANAと『メダリスト』とのコラボレーションによる化学反応で楽しみにされていることはありますか?
私たちの『No No Girls』のストーリーと『メダリスト』のストーリーには通じるものがあるので、この作品を好きな方たちが、私たちの曲にも興味を持ってくれたら嬉しいなって思いました。私たちも『メダリスト』に共感できるシーンがたくさんあるので、同じように心に響いている方たちは、『No No Girls』も観てみようかなと思ってくれるんじゃないかなって。そういうことを、めっちゃ感じました。
私たちを好きで応援してくれる方たちは、みんな本当に優しくて、自分の姿を重ね合わせて、私たちが頑張っているから自分も頑張ろうって思ってくれる方が多いんです。『メダリスト』を観ても同じような気持ちになれると思うので、そこでお互いのファン同士も共感し合って、いい化学反応が生まれるんじゃないかなと思います。
「HONEYs」なら『メダリスト』を好きになってくれるはず……という感じですね。
主題歌のお仕事いただいたことで、HANAを知らない方たちが曲だけ聴いて「誰だろう?」と思ってくれると嬉しいです。顔もパフォーマンスもまだ知らないけど、私たちの声だけで興味を持ってくれる可能性があると思うと、すごく楽しみです。私たちはオーディションのときから、声で伝えることをすごく大事にしてきたので、そういったところでHANAが見つかってくれたらいいなって思っています。
私もみんなと同じ気持ちです。もう共感の嵐です。
ちなみに、HANAの皆さんはアニメがお好きだとおっしゃっていましたが、漫画も含めて普段はどういった作品をご覧になるのですか?
とりあえず、私は『進撃の巨人』です!
私はバトル系作品が好きです。本当に暇さえあればアニメを観ていて、『ブルーロック』とか『WIND BREAKER』も観ていました。『来世は他人がいい』もめっちゃ好きで、あの主人公の女の子役を赤髪にして演じてみたいなって。私はアニメを観ると「この役やってみたい」とか「この役なら私できるかも」とか考えちゃうタイプなので、演じてみたいと思う作品はたくさんあります。
私は最近、青年漫画にハマっていまして、この前は『ザ・ファブル』を延々と読んでいて、次は『闇金ウシジマくん』に手を出しました。
お気に入りのジャンルが幅広いですね。
広いです。結構ギャグ系も読みますし、全然違うタイプの『DEATH NOTE』も大好きです。
私も『DEATH NOTE』は好きです。ああいう心理戦が楽しめる作品とか、めっちゃハマります。
私もアニメはよく観るんですけど、好きなメンバーからオススメされて観ることが多いです。『ブルーロック』はJISOOがオススメしてくれました。
『ダンジョン飯』とかも好きじゃなかったっけ?
そう、MOMOちゃんがオススメしてくれました。それこそ恋愛系とか少女漫画系の作品も好きで、そういうのがいっぱいあるかも。
「Cold Night」がリリースされた2026年1月は、皆さんにとってデビュー1周年の月でもあります。デビューからの一年を振り返ってみた感想はいかがですか?
人って、一年でこんなに環境が変わることがあり得るんだなって思うくらい、何もかも変わりました。あと、家族の大切さもすごく身にしみて感じた一年でした。
自分が「こういうことができたらいいな」って思っていたことの全部が叶っているような気がするくらい、たくさんの夢を見させていただきました。この一年で「もっとこうなっていきたいな」っていう未来の夢も、さらに膨らんでいきました。
いつも頑張ってきた私ですけど、この一年は特に頑張ったなと思います。前半の時期は、デビューすることに対して頑張らなきゃいけないとプレッシャーを感じたり、不安な気持ちが大きかったり、マイナスな部分もめちゃくちゃ多かったんです。でも後半になるにつれて、そういう自分でいいんだと思えて、新しい自分と出会うことに怖さを感じなくなりました。曲もリリースされるたびに曲調やダンスの動きが違うので、それを同時進行で表現しながら自分の変化も認めていくっていうことを、この一年ですごく感じました。いろんな姿があっていいんだと、それは自分にとってもいいことじゃないかなと思いました。
今は家族よりもメンバーやマネージャーさん、スタッフさんたちといる時間のほうが長くて、それが日常になりました。その中でいろいろとサポートしていただいたり、どの現場でも美味しいケータリングを用意してくださったりと、本当にたくさんの方々の愛と支えがあるんだなと身にしみて感じる一年でした。こんなにも愛されていることを自覚できる場所に来られたことを、すごくありがたく思いますし、自分が「愛されている」って思えることが一番大きく変わったところです。私は「自己愛」があまりできてない人間だったので、そこに対する考え方が変わったという意味で、変化が多い一年だったと思います。
『メダリスト』は選手とコーチの関係性がフィーチャーされている作品ですが、それは皆さんとちゃんみなさんの関係ともリンクする部分ある気がします。改めて、皆さんにとってちゃんみなさんはどういう存在なのか、教えていただけますか?
ひと言では言い切れないんですけど、未来の自分の分身であってほしいなって思います。今、私はアーティストとして1年目で、ちゃんみなさんは10年目。だから自分も10年後、ちゃんみなさんのようになっていられたら……っていう感じです。分身でいたいし、いてほしいし、そのくらいお互いのことを理解し合っている関係でいていただきたい。ちゃんみなさんが生きてきた人生を、自分もちゃんと理解したい。私はそういう気持ちでいます。
私は生きる意味を与えてくれた存在だと思っています。ちゃんみなさんから「YURIが私の生きる意味だから」っていう言葉をいただいたことがあって、すごく嬉しかったですし、HANAっていうものも与えてくれた。自分自身がどういう人間なのかも、ちゃんみなさんに教わったところがあるので、もしもちゃんみなさんがいなかったら、私は今頃何をしていたかわからないし、どこでどう生きていたのかもわからない。そういう意味では、本当に“全部”を与えてくれた存在です。
この気持ちを、どう表現したらいいんだろうって思います。すごくシンプルですけど、ひと言で言うなら「感謝」です。実際に夢を叶えてくれた方なので、めちゃくちゃ感謝しています。私が思っていることや、モヤモヤと考えていたことを、ちゃんみなさんがハッキリと言ってくれたり、それをリリックにしてくれたりする。自分が「こういうところができなくてダメだな」って思っちゃうところを、ちゃんみなさんが助けてくださるので、何回「ありがとうございます」って言っても感謝しきれないくらいです。私にとってもみんなにとっても光のように大きな存在で、一生一緒に生きていきたいなと思っています。
ちゃんみなさんは私が今、音楽を好きでいられる理由そのものかなって思います。ちゃんみなさんがいるから私は自分の好きな音楽ができているし、ちゃんみなさんがいなかったら音楽をこんなに好きではない……というか、もしかしたら嫌いになっていたんじゃないかなというくらい、私の人生において大きな存在です。本当に、すごくたくさんのものを与えていただいたと思っています。
『メダリスト』ではフィギュアスケートに情熱を燃やし、大会に挑む子どもたちの姿が描かれますが、皆さんが今、新たにチャレンジしたいと思っていることはありますか?
整理整頓です。私は最近ちょっと買い物しすぎて、部屋の中に物が多くなりすぎているんですけど、なかなか捨てられないんです。だから、片付け方や収納の仕方を、もうちょっとうまくやりたいなと思っています。
私は歌詞を作ることにたくさん挑戦して、自信になる結果がいただけたんですけど、自分の中ではまだメロディーというか、ラップのフロウを考えたりするのが苦手だなと思っている部分があるんです。だから作詞と作曲、どちらもできるようになりたいなと。そういうステップアップはしていきたいと思っています。
私も一緒です。自分で1曲、短くてもいいから作ってみたいっていう気持ちがあります。自分でリズムを考えて、歌詞を付けて、全部やる。それが形としてできたら、絶対に「もっと作ろう」ってなっている自分が想像できるので、一度はチャレンジしたいなと思っています。
ちょっと『メダリスト』と繋がるんですけど、私はシンプルにフィギュアスケートを観に行きたいです。地面の上で踊るダンスとは違う、氷の上で踊るダンスの振り付けにすごく興味があります。好奇心が旺盛なので(笑)。実際の映像を観たら本当に素晴らしかったので、生で観たらどんな気持ちになるんだろうと。だから、いつか観に行きたいなと思っています。
ありがとうございました。最後に、『メダリスト』をご覧になった、また「Cold Night」を聴いてくれたファンに向けて、メッセージをお願いします。
普段はアニメをあまり観ないという「HONEYs(ファンの呼称)」の方も『メダリスト』を観てほしい。そして、アニメを好きになるきっかけになってくれたらいいなって思います。
私の印象としては「HONEYs」ってすごく頑張っている方が多くて、私たちがその力になれているから応援してくださるんだなと感じるところが多いので、そんな方たちが少しでも元気になるためにも『メダリスト』をオススメしたいです。そこにHANAの音楽が、勇気を与えるものとしてプラスされたらいいなと。みんなに届いてほしいなって思います。
私はアニメがめっちゃ好きで、漫画も大好きなので、この『メダリスト』をきっかけに「一緒にオタ活しよう!」って伝えたいです(笑)。
私はいつも「HONEYs」を支えられるような音楽を届けられたらいいなと思っていますけど、『メダリスト』を観て救われる人もたくさんいると思います。だから曲とアニメ、どちらも楽しんでもらえたら嬉しいです。






